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車のバッテリーが上がる原因は何?対策や、対処法を解説!!

皆さん、突然車のバッテリーが上がってしまった経験ありますか?
車のバッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからなくなり運転することができなくなります。
また、スマートキーでの解錠ができなくなったりと車内全ての電気製品が動かなくなってしまいます。

バッテリーが上がって困った事態にならないためにも、バッテリーが上がった時の対処法や予防法、上がってしまう原因を解説致します。

そもそもバッテリーが上がるとは?

バッテリーが上がるとは、何らかの理由でバッテリーに蓄えられた電気が減少し、エンジンがかからなくなってしまう状態をいいます。

バッテリーは、ヘッドライトやブレーキランプ、エアコン、カーナビなど自動車にある全ての電気機器に電力を供給しています。
バッテリーによる電力供給によって動いている電気機器には、エンジンを始動する際に使用する「セルモーター」も含まれています。よって、バッテリーが上がるとセルモーターを動かすことができず、エンジンをかけることができないのです。

バッテリー上がりの症状

・エンジンがかからない

上記でも紹介しましたが、バッテリーが上がると電気系統がダメになり、セルモーターを動かすことができなくなるので、エンジンがかからなくなります。

・ライト、ランプが点かない

ヘッドライトやウインカーライトなどのライトもバッテリーから電力をもらっているので点かなくなります。
また、車内のルームランプも点かなくなります。

・電子機器が動かない

運転席のメーター類やパワーウィンドウ、パワーシート、カーナビなど全ての電子機器が動かなくなります。
もちろんシガーソケットから電力をもらうことができなくなるので、スマートフォンの充電等もできなくなります。
また、完全にバッテリーが上がると、リモコンキーでの解錠もできなくなります。

バッテリーが上がる原因

・ルームランプが点灯していた

車は半ドア状態だとループライトが点灯します。閉めたつもりが閉まっていなく、半ドア状態のまま長時間が経ってしまうとバッテリーが上がってしまう原因となります。
また、半ドア状態でなくとも、ルームランプは手動で点けられるので何かを探す際などルームランプを点けて消し忘れてバッテリーが上がってしまうケースも多いです。

・ヘッドライトを点けたままにしてしまった

ヘッドライトを点けたままの状態でエンジンを切ると、バッテリーに充電されずに電気が消費されます。長時間その状態が続いてしまうとバッテリーに蓄えられていた電気はなくなりバッテリーが上がる原因となります。

・エンジンをかけずにエアコンを使用

停車中、エンジンをかけずにエアコンを使っているとバッテリーの電気をそのまま消費することになります。よってバッテリーが上がる原因となり得ます。

・自然放電

バッテリーは少しずつ放電しています。車を長期間放置しているとバッテリーに電気がなくなり上がってしまう原因となります。日頃から車を動かしていれば、自然放電されても走行中に充電されるので問題ありません。
久しぶりに運転しようと思ってエンジンが掛からない場合は、自然放電によるバッテリー上がりの場合が多いです。

バッテリーが上がってしまった時の直し方

・ジャンピングスタート

他の車から電気を分けてもらいエンジンをかけることを「ジャンピングスタート」と言います。
他の車のバッテリーに赤と黒の2本のケーブルを繋いでエンジンをかけます。
エンジンがかかったら、しばらくかけた状態で待機してバッテリーにある程度充電されるのを待ちましょう。

・ジャンプスターターを使用

小型バッテリーを使用してエンジンをかける装置を「ジャンプスターター」と言います。
ジャンプスターターがあれば自力でエンジンをかけることができます。
いざというときのために常備しておくことをお勧め致します。

・ロードサービスを呼ぶ

最も確実な方法がロードサービスを呼ぶことです。JAFや保険会社のロードサービスに電話して対処してもらいましょう。ロードサービスに加入しておくと他のトラブルにも備えられるので安心です。

・バッテリーを交換する

バッテリー上がりの原因は寿命によるものもあります。寿命が原因の場合交換が必要になります。

まとめ

バッテリーが上がるのを防ぐためには、ライトの消し忘れ等に注意しましょう。
また、定期的にバッテリーを交換することで突然上がって困ってしまう事態を回避できます。

いざというときに備えるためにロードサービス等に加入しておくと安心ですね。