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愛車の燃費はどのくらい?簡単!!燃費の計算方法!!

皆様、愛車の実際の燃費はご存知でしょうか?
実際の燃費を把握することで、燃料代を抑えたドライブに繋がります。
この記事では、愛車の今の燃費を正確に把握するための燃費の測定のやり方を簡単に解説します。

カタログ燃費と実際の燃費

自動車のカタログには燃費が記載されていますが、実際には異なるケースがほとんどです。
カタログに記載されている燃費はサーキットなど公道ではない場所で測定されているため、普段私たちが運転している環境とは異なります。

普段運転している環境によって燃費は異なってきます。
信号が多いエリアに住んでいる場合、信号で止まることが多かったり、坂道が多いエリアに住んでいる場合ではカタログ燃費よりも低い燃費になる傾向にあります。
逆に、高速道路を利用することが多い場合は、カタログ燃費を測定した環境に近くなるため、記載されている燃費に近い数値になる傾向にあります。

また、運転する人によっても異なります。
アクセルやブレーキの踏み方はドライバーによってタイミングなどが異なるため燃費に差が生じます。

燃費の計測方法

燃費を計測する方法は主に2つあります。
・ガソリンを満タンにしてから計測する「満タン法」
・給油ランプを使用した計測方法

上記の2つの方法について簡単に解説していきます。

満タン法

この満タン法というやり方が最も正確に実燃費を測定することができます。
測定は以下のように行います。

・車のガソリンを満タンにする。
・満タン給油をした際に、トリップメーターをリセットする。
・ある程度走行してガソリンを減らし、再度ガソリンを満タンにする。
上記の3つをすることで、走行した距離とそれに使用した燃料の量を知ることができます。
あとは、「走行した距離(トリップメーターの走行距離)÷給油量」で実燃費を求めることができます。

給油ランプを使用した方法

・給油ランプが点灯したタイミングで給油
※給油した量を覚えておく
・給油ランプが再度点くまで走行する

この方法で実燃費を測定することができます。
例)
給油ランプが点灯した際に、30L給油し、
600km走行したタイミングで給油ランプが再度点灯した場合、
「600km÷30L=20km/L」と測定する方法です。
この方法は給油ランプが点灯してからガソリンスタンドまで行く道のりでガソリンを消費してしまうため正確性に少し欠けます。

その他にも、給油した伝票を保管して1ヶ月単位で計測する方法や、スマートフォンで実燃費を計算してくれるアプリがあり、それを活用する方法などもあります。
どれも正確性に少し欠けるので燃費を測定する際は、「満タン法」で測定することをお勧めいたします。

燃費を悪くする原因

燃費を悪くする主な原因をご紹介します。

エンジンオイルの汚れや劣化

エンジンオイルが汚れたり、劣化するとエンジン本来の性能を発揮できなくなります。その結果、エンジン性能の効率性が落ちて燃費が悪くなります。
そのため、エンジンオイルは定期的に交換することが大切です。
エンジンオイルの交換時期などはコチラ

タイヤの空気圧や劣化

タイヤの空気圧も燃費に大きく影響します。
空気圧が減ると、その分エネルギーがロスし無駄にパワーを使うことになり燃費が悪くなります。

運転の仕方

運転の仕方によっても燃費が悪くなる場合があります。
以下は燃費を悪くする運転の仕方です。

・急発進・急ブレーキ
・アクセルを踏み込みすぎる
・長時間のアイドリング

上記のような運転は控えるようにしましょう。また、できるだけ一定の速度で走ることで燃費向上に繋がります。

まとめ

愛車の実燃費を把握することで、燃料代を節約することができます。
また、燃費を意識した運転をすることで、車への無駄な負荷が減り、安全運転にも繋がります。
車の実燃費を知ることで様々なメリットがありますので、愛車の燃費を測定してみては如何でしょうか。