ホンダセンシングとは何?人気の軽自動車N BOXにも搭載グレードあり!
軽自動車の代表とも言っても過言ではないN BOX。
そのN BOXにホンダセンシングとの記載があるグレードがあります。
このホンダセンシングは何?と思った方いらっしゃると思います。
ホンダセンシングとは、ホンダの安全装備です。
ホンダセンシングは複数の機能をまとめた総称ですが、どのような機能が含まれているのでしょうか?
この記事では、ホンダセンシングの機能についてご紹介いたします。
是非、クルマ選びの参考にしていただければと思います。
ホンダセンシングとは?
ホンダセンシングとは、「安全運転支援システム」のことです。
フロントガラスの上部中心の単眼カメラやミリ波レーダーによって、周囲の車両を検知して安全に運転できるようにサポートする機能です。
ホンダセンシングには、いくつかの機能があり、以下の通りです。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システムシステム(LKAS)
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能機能
- オートハイビーム
- アダプティブドライビングビーム
- ブラインドスポットインフォメーション
- パーキングセンサーシステム
- 後退出庫サポート
- 急アクセル抑制機能
- Hondaパーキングパイロット
18もの機能がホンダセンシングには含まれています。
機能が多いので、それぞれをどのような機能なのか簡単に解説していきます。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)
衝突軽減ブレーキは、前方の車両や障害物との衝突リスクがある場合、音とディスプレイで警告し、必要なら自動的にブレーキを作動させる機能です。
衝突被害の軽減や回避をしてくれます。
機能のON/OFFボタンは以下のボタンになります。
誤発進抑制機能
誤発進抑制機能は、ドライバーが誤ってアクセルペダルを踏み間違えた際に、急な発進を防止します。
停車時や10km/hで走行しているときは、システムが周囲の障害物を検知し、アクセルを踏み込み過ぎていると、音とディスプレイへの表示で警告し、
ドライバーがすぐに気づけるようサポートしてくれます。
後方誤発進抑制機能
後方誤発進抑制機能は、前述の誤発進抑制機能の後方verです。
ドライバーが誤ってアクセルペダルを踏み間違えて後方に急速に進むことを抑制し、衝突や事故を防止する役割を果たします。
後方のセンサーが、壁などの障害物を検知し、過剰なアクセル操作と判断すると、エンジンやモーターの出力を抑制して、急な後退を抑制します。
近距離衝突軽減ブレーキ
フロントやリアバンパーのセンサーが前方や後方の障害物を検知しています。
約2km/h~約10km/hの低速走行や後退時に、衝突するおそれがあるならブレーキを制御してくれます。不注意によって障害物に衝突したり、被害を軽減したりできる機能です。
商業施設やコインパーキングなど、狭い場所での駐車時には安心です。
歩行者事故低減ステアリング
歩行者事故低減ステアリングは、車線を逸脱して歩行者と衝突の危険があるとき、音とディスプレイで警告します。
さらに、ステアリング操作を支援して、車道に戻るようにサポートします。(約10km/h~約40km/hの速度域の場合のみ)
この機能は、加速やブレーキ、ウインカーの作動中などの条件下では作動しません。
路外逸脱抑制機能
路外逸脱抑制機能は、ドライバーが道路から逸脱する危険があると検知した場合に、警告や補正を行うことで車両の逸脱を抑制してくれます。
カメラやセンサーを使用して、車両が現在の道路の車線内にいるかどうかを検知し、路外逸脱の危険が検知された場合、
ドライバーに対してディスプレイへの表示、音によって警告します。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、追従クルーズコントロールとも呼ばれ、前方の車両との車間距離を自動的に調整し、設定速度を維持するクルーズコントロール機能です。
前車の速度変化に応じて自動的に加速や減速を行い、車間距離を保ってくれます。
ハンドルのステアリングリモコンで設定速度や車間距離を設定することができます。
車線維持支援システムシステム(LKAS)
車線維持支援システムは、 車線を逸脱する可能性がある場合、適切なタイミングでステアリング操作を行い、車両を車線内に誘導する機能です。運転者の運転安全性を高めます。
約65km/h以上でこの機能は作動します。
カーセンサーなどでは、レーンキープアシストとも表記されています。
こちらの機能はON/OFF可能で以下のボタンになります。
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
トラフィックジャムアシストは前方の車両との一定の安全な車間距離を保ちながら、自動的に追従走行します。
特にこの機能は、車線中央付近を走行するよう、ステアリング操作を支援します。前述のアダプティブクルーズコントロールと組み合わせておくと渋滞時の疲労軽減に役立つ機能です。
車線維持支援システムシステムは約65km/h以上で作動しますが、こちらのトラフィックジャムアシストは車速が50km/h以下になると作動します。
先行車発進お知らせ機能
先行車発進お知らせ機能は、信号待ちや停止状態での先行車の発進を検知し、ドライバーに通知します。
標識認識機能機能
道路上の標識をカメラや画像処理技術を使用して検知し、ドライバーに表示や警告してくれます。
すべての標識ではありませんが、速度制限や一次停止、さらに進入禁止などの見落とすと危険な標識を表示してくれます。
オートハイビーム
オートハイビームは自動的にハイビームとロービームを制御します。
夜間の走行において視界を広げ、ドライバーの視認性を向上させる役割を果たします。
オートハイビームはドライバーの手動操作が不要であり、ハイビームの切り替えを自動化するため、先行車や対向車がない場合には自動的にハイビームが点灯し、車両が検知されると自動的にロービーム(近距離照射灯)に切り替わります。
アダプティブドライビングビーム
通常のハイビーム(遠距離照射灯)とは異なり、アダプティブドライビングビームは周囲の車両や人を検知し、ヘッドライトの照射範囲を自動的に制御します。
光を反射・屈折させるため、対向車や歩行者に直接光が当たらないように調整するため、周囲の車両や歩行者を妨げることなく、より安全にハイビームを使用することができます。
ブラインドスポットインフォメーション
ブラインドスポットインフォメーションは、ドライバーに車両のブラインドスポット(死角)にいる車両を知らせる機能です。
車両後方に車を検知したなら、ドアミラーの鏡面上部にマークで車両の存在を知らせてくれます。
パーキングセンサーシステム
車両の周囲に設置されたセンサーを使用して、駐車時の障害物や近接物を検知し、ドライバーにディスプレイや音で警告します。
車両によっては後方のみにセンサーが設置されていますが、車両や障害物に近づいたときに、ドライバーに表示で知らせてくれるので、駐車や出庫時に安心して運転できます。
後退出庫サポート
自動車の駐車時における安全性を向上させるための機能です。この機能は、後方から接近する車両や歩行者を検知し、ドライバーに警告します。
後退時に、後方左右から車両が近づいた場合、音とディスプレイに表示してくれます。
急アクセル抑制機能
急なアクセル操作による車両の急加速を抑制し、安定した運転状態を維持する機能です。
急アクセル抑制機能は、アクセルペダルの操作状況を監視します。何かに驚いて、急にアクセルを踏み込んだ場合、アクセルペダルの開度と踏み込み速度から急アクセルを判断します。
踏み間違いと判断したなら、加速の抑制と音とディスプレイに表示して警告する機能です。
Hondaパーキングパイロット
駐車時におけるドライバーの負担を軽減し、安全かつスムーズな駐車をサポートする機能です。
複数の駐車モードに対応しているので、街中走行でよくある駐車に対応します。
ステアリング、アクセル、ブレーキなどを操作し、必要に応じてブレーキで速度調整します。
まとめ
今回はホンダセンシングについてご紹介いたしました。
車種によっては全ての機能を搭載していないおクルマもありますので、販売店のスタッフ等によく確認しましょう。
弊社カインドではホンダセンシングを搭載しているN BOXなどの軽自動車を取り扱っております!
展示場内であれば走行可能ですので、是非乗って体感してみてください!
その他にもカインドは軽自動車300台と豊富な在庫が御座いますので、千葉で軽自動車お探しの際は是非、ご来店ください♪
この記事がクルマ選びの参考になれば幸いです。
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