ベーパーロック現象とは??
以前、猛暑でトラブルが起きやすい箇所5選‼︎をご紹介いたしました。
その記事はコチラ
その中で、ブレーキについて紹介しました。
ブレーキのトラブルで多いのが「ベーパーロック現象」です。
今回はその「ベーパーロック現象」について解説いたします。
ベーパーロック現象とは?
主な症状としては、ブレーキが利かなくなります。
ベーパーロック現象が起きる原因は、
フットブレーキを使いすぎると、発生した摩擦熱がブレーキオイルに伝わり、ブレーキオイルが沸騰します。
ブレーキオイルが沸騰すると気泡が発生します。
その気泡が原因でブレーキペダルからの圧力が上手く伝わらなくなり、ブレーキが利かなくなってしまいます。
特に下り坂などでフットブレーキを多用してしまいがちな方は注意が必要です。
下り坂は摩擦熱が発生しやすいため、フットブレーキの多用は避け、エンジンブレーキを使用することを意識しましょう。
エンジンブレーキの掛け方
エンジンブレーキの掛け方を簡単にご紹介いたします。
エンジンブレーキの掛け方
ATにはシフトレバーで2(セカンド)やL(ロー)など段階的にギアを落とせるタイプの車がほとんどです。
そういった車両の場合、2やLを使用することでエンジンブレーキをかけることができます。
しかし、エンジンブレーキの多用にも注意が必要です。
エンジンブレーキを多用するとエンジンを痛めることがあります。
また、一気に低いギアに入れるとよりエンジンを痛めまてしまいますので、必ず段階的にギアを落とすようにしましょう。
まとめ
今回はベーパーロック現象について簡単にご紹介いたしました。
ブレーキが利かなくなる恐ろしい現象です。
普段行っているブレーキ操作が時には、重大な事故を引き起こすこともありますので、覚えておいて損はないかと思います。
フットブレーキをよく使っているなと感じた方は、早速実践して是非習慣化してください。
よりあんしん・あんぜんなカーライフを送るための知識として少しでも参考になれば幸いです。
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