エンジンがかからない!?原因はハンドルロック!?簡単!!解除方法

2022.02.11

皆さん、車に搭載されているハンドルロックという機能をご存知でしょうか。
ハンドルロックがかかってしまうと解除しなければエンジンをかけることができなくなってしまいます。
本来、ハンドルロックは犯罪防止のために備わっている機能ですが、誤操作によって意図せずともハンドルロックがかかってしまう場合がございます。

そこで、本記事ではハンドルロックとはどのような機能なのか、解除するためにはどうすればよいのか。
ハンドルロックについて解説致します。

ハンドルロックとは

車にはハンドルロック（ステアリングロック）という機能が搭載されています。これは全てのメーカーの車にも搭載されている、盗難防止機能（イモビライザー）です。
現在、販売されている新車には標準で搭載されていますが、以前はオプション装備であったため中古車には搭載されていないお車もあります。

ハンドルロックは、キーを抜いた状態のままハンドルを回そうとすると強制的にハンドルにロックがかかり、ハンドルを動かせなくなる機能です。ロックがかかった時は、ガチャっと音がするので分かりやすいです。車の鍵がないのに運転しようとしたと判断し、ハンドルを動かせなくすることで盗難防止の役割を果たしています。
また、ハンドルロックがかかった状態では、キーを差し込んでも回らないためそもそもエンジンをかけることができません。プッシュスタートのタイプの車でも同様にエンジンをかけることができなくなります。

ハンドルロックがかかる要因

ハンドルロックが意図せずかかってしまう要因はいくつかあり、
エンジンをかけずにキーを抜いた状態でタイヤの向きを変えようとしたり、誤って肘やバッグなどがハンドルに当たって動いてしまうことが原因でハンドルロックを起こすことが多いです。
また、子供がハンドルを操作してしまうことでロックがかかってしまうことも、家族が乗っている車の場合多いです。
さらに、スペアキーで車を解錠した際に、ハンドルロックがかかる場合も御座います。
AT車の場合、シフトレバーを「P」に入れておかないとハンドルロックはかからないので覚えておきましょう。

ハンドルロックの解除方法

ハンドルロックは、キーを回しながらハンドルを動かすことで簡単に解除できます。
キーレスエントリー・スマートキー（プッシュスタート）のタイプのお車も解除方法は変わらず、ハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押すことで解除できます。
どのタイプのお車でも「ハンドルを動かしながらエンジンをかける動作を行う」と覚えておくと簡単です。

ハンドルロックの解除方法は、全てのメーカー共通ですので、上記の方法で簡単に解除できます。