2024年版 軽自動車ハイブリッドモデル TOP5!
軽自動車にもハイブリッドモデルはある
車に詳しくない人でも、多くの人が「ハイブリッド」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。ハイブリッドシステムは普通の乗用車だけでなく、最近では軽自動車にも多く搭載されるようになりました。この記事では、ハイブリッドシステムとは何か、軽自動車に搭載されるハイブリッドの魅力について詳しくお伝えします。
ハイブリッド車のタイプ
ハイブリッド車は、エンジンとモーターの2つの動力で車を走らせるシステムです。これにより、車両重量やコストが増加し、スペースの問題が発生する可能性があります。しかし、最近ではモデルチェンジを機に、軽自動車にもハイブリッドシステムが搭載されることが増えています。
ハイブリッド車の仕組みは、3つのタイプに分けることができます。それぞれの特徴を一覧にしてみました。
シリーズ式 | ・エンジンで発電 ・バッテリーへ蓄電→電力でモーターを稼働 |
パラレル式 | ・主体はエンジン ・モーターはサポート |
スプリット式 | ・エンジンとモーターを使い分ける ・シリーズパラレル方式とも言う |
軽自動車のハイブリッドは2種類
ハイブリッドと簡単に言っても、実はハイブリッドにはいくつかの種類があります。現在、軽自動車でも使われているハイブリッドシステムは2つの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
マイルドハイブリッド
エンジンをメインに使用するが、発進時や加速時などのより多くのエネルギーを必要とする時に、モーターがエンジンをサポートしてガソリン消費の軽減に努めます。そのため、構造が単純で重量も軽く、省スペースでも搭載がしやすいため、軽自動車に多いことが特徴です。
プラグインハイブリッド
外部からの充電が可能で、電気モーターのみで長く走行できるのが特徴です。EV車との違いは、エンジンを搭載しておらず100%モーターのみで稼働する電気自動車に対し、モーターをメインで使用し充電が無くなってしまった時にガソリンで走行できること。EV車の充電スポットが未だ十分に備わっていると言えない分、充電の残量を気にせず気兼ねなくロングドライブを楽しめることがメリットです。
軽自動車にストロングハイブリッドモデルが少ない理由
電気モーターの力だけで車を走らせるストロングハイブリッドモデルは、国内の軽自動車にはまだ存在しません。容量の大きいバッテリーを搭載することは、スペースやコストの問題がありますので、軽自動車にはマイルドハイブリッドモデルが主流です。
マイルドハイブリッドモデルの軽自動車の特徴
ガソリン車と比べると、車体価格が高くなるため、購入時にはためらう人も多いでしょう。
ハイブリッド軽自動車の利点と欠点を比較してみましょう!
マイルドハイブリッド軽自動車のメリット
・燃費性能に優れている
・静粛性が高い
・税金が安くなる
燃費性能に優れている
まず第一に思い浮かぶ、ハイブリッド車最大の魅力は低燃費なことではないでしょうか。
エンジンの負担を減らし、より効率良く車を動かすことでガソリンの消費の軽減につながり低燃費の結果に繋がっています。低燃費=排出ガスが少ないので、環境にも優しいのは◎ですね。
静粛性が高い
静寂性においてもハイブリット車ならではの高性能をとなります。走行時でも車内はとても静かなので、同乗者の方と楽しくおしゃべりしていても聞き取りづらさを感じにくいです。ナビや音楽・TVなどのボリュームもそこまで高くあげなくても車内全体に聞こえるので快適に過ごせますね。
税金が安くなる
車を購入する際にかかってくる税金は「環境性能割」「消費税」、車を所有しているとかかってくる税金に「自動車税」「自動車重量税」があります。
特に環境性能割についてはまだ聞き慣れない方も多いかと思われますが、自動車取得税が廃止されて新たに導入された税になります。
複数ある税金の中でも、環境に優しい車を購入すると減税が受られるものがあり、自動車重量税・環境性能割がこれにあたります。ハイブリッド車はこの減税の対象となっているので税金が抑えられるのもメリットのひとつです。
マイルドハイブリッド軽自動車の寿命は?
マイルドハイブリッド軽自動車を選ぶ際、バッテリーの寿命が心配な方もいるかもしれませんね。でも、実際にはマイルドハイブリッド車とガソリン車の寿命には違いがないんですよ。エンジンをメインに使うマイルドハイブリッドは、モーターへの負担も少なく、10万キロ走行という通常車の寿命に余裕があるんです。安心して乗り続けられますよ。どちらの車も定期的なメンテナンスが大切ですね。
【2024】人気のマイルドハイブリッドモデル軽自動車ランキングTOP10
現在販売されている軽自動車の中から、マイルドハイブリッドシステムを搭載したカインドアウトレットのおすすめTOP5をご紹介します。
※自社調べ
No1. スズキ:スペーシア/スペーシアカスタム
スズキのスライドドア搭載車として、ファミリー層を中心に支持されるスペーシアとスペーシアカスタムは、カラーバリエーションも豊富で、性別を問わず人気のあるシリーズです。
No2. ミツビシ:ekクロス
SUVテイストのない、しかし力強いフロントグリルが、男性を中心に人気を集めているekクロス。2022年からekクロスの電気自動車(ekクロスEV)が発売されましたが、マイルドハイブリッドモデルのekクロスも変わらぬ人気を占めています。
No3. スズキ:ワゴンR
スズキの軽自動車の代表車とも言えるワゴンRと、ワゴンに比べ吊り上がったようなヘッドライトやワゴンRには無かったターボエンジンを搭載したグレードがある事などから、より男性ウケを意識したと考えられるワゴンRスティングレー。
No4. ニッサン:デイズ
日産自動車の特徴と言えば、プロパイロットが挙げられますね。昔は普通車だけでしたが、2019年のデイズのフルモデルチェンジで、軽自動車初の搭載車となりました。
No5. スズキ:ワゴンRスマイル
新しいワゴンRスマイルは、スズキの名車であるワゴンRにスライドドアが搭載された素晴らしい車です。スペーシアと比較すると、車高が少し低くなり、空気抵抗が軽減されて燃費性能が向上しています。
まとめ
ひと昔前に比べると燃費性能も安全性能もグンと向上した軽自動車。装備や機能性の充実により価格も年々高騰しています。
以前はセカンドカーとしての見方が多かったものの、今では家族を運ぶファミリーカーとしても活躍できるまでになりました。
燃費性能を重視して軽自動車をお探しの方には、ハイブリッドシステムを搭載したお車がお勧めと言えるでしょう。
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