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軽自動車のオイル交換|どのくらいで交換すればいい?交換時期の目安とは

お車のコンディションを維持するのに必要不可欠なのが、適切なエンジンオイル交換です。

エンジンオイル交換をしないといくつかのリスクが発生し、最悪の場合、エンジンが焼き付いてオーバーヒートなど起こします。
その他のリスクについてはコチラ

そんな重要なエンジンオイル交換ですが、軽自動車は普通車よりも、とても重要となります。

そこで今回は軽自動車のエンジンオイル交換の交換時期の目安と、軽自動車にとって、なぜ普通車に比べ重要なのかご紹介いたします。

軽自動車にお乗りの方は是非、参考にしていただければと思います。

軽自動車にとってエンジンオイル交換がとても重要である理由

軽自動車にとってエンジンオイル交換は、性能寿命に直結します。

その理由としては、以下の2つが挙げられます。

・エンジン回転数が高い

軽自動車の排気量は660cc以下と定められており、この限られた排気量でパワーを引き出すためにエンジンの回転数は高めとなります。
エンジン回転数を高く維持するような、高速道路や上り坂の状況では、エンジンオイルの負担は大きくなり劣化を早める原因となります。

・エンジンルームが狭く熱がこもりやすい

軽自動車のボディサイズは全長340cm、全幅148cm、全高200cm以下とされています。
この範囲の中で人が乗れるスペースを最大限に確保するため、どうしてもエンジンルームが狭くなってしまいます。
エンジンルームが狭いため、熱がこもりやすく、クーラント(冷却水)で冷却しているとはいえエンジンにとっては過酷な環境となり、エンジンオイルの劣化は早くなります。

交換の目安

軽自動車のエンジンオイル交換サイクルは「6ヵ月経過」または「5,000km走行」が推奨の目安となります。

また、エンジンオイル交換の2回に1回は、オイルエレメントも交換することが望ましいです。

オイルエレメント

オイルエレメント

ターボチャージャーなど過給機が付いているエンジンは、また推奨の目安が異なります。

ターボ車などは「3ヵ月経過」または「2,500km走行」を目安に交換することをオススメします。

ターボチャージャーが付いていなくても真夏の渋滞走行や山道の上り下りなど、より過酷なコンディションで酷使されているような場合も「3ヵ月」または「2,500km走行」ごとに交換することをオススメいたします。

まとめ

軽自動車は普通車と比較するとエンジン負荷が高いため、コンディションを維持するためにも、よりこまめなオイル交換が必要となります。

軽自動車の利点である低燃費を維持するために低粘度のオイルが選ばれることもあり、オイルの適切な粘度を保つためにも交換時期を守ることが重要です。
また、車にとって過酷なコンディションが続いているなと思ったときには、少し早めのオイル交換をすると良いでしょう。

定期的なエンジンオイル交換は、お車の性能を最大限に発揮させるとともに、故障などの予防にも繋がりますので、定期的なオイル交換を心掛けるようにしましょう。