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愛車からのSOS??夏の軽自動車トラブルを未然に防ぐチェックポイント4選

2024.05.25
愛車からのSOS??夏の軽自動車トラブルを未然に防ぐチェックポイント4選

車も人間と同じように、気温の影響を受けます。

気温が30度を超えると、エンジンも高音になりトラブルが発生しやすくなります。
軽自動車は、ディーゼル車や、大型車など車の大きさ別で見ると暑さにもっとも強いとされています。

また、経過年数や走行距離が多いほどトラブルが発生しやすくなりますが、ボディカラーがブラック系だと、他のカラーよりも熱を吸収しやすいためトラブル発生率が高い傾向にあります。

そこで今回は、夏に起きやすい軽自動車のトラブルを未然に防ぐための車のチェックポイントを4つご紹介いたします。

愛車からのSOSがでている可能性がありますので見逃さないようにしましょう。

ポイント1|エンジンの温度

夏のトラブルとして最もイメージされるのが、エンジン温度が高すぎるときにおこる「オーバーヒート」

これは人間でいう熱中症のようなものです。
ガソリン車は、内燃機関の中で常時燃料を爆発させ、そのエネルギーで走行しているため、エンジンはそのまま走行してしまうと常時高温状態になります。
それを冷却するためについている装置がラジエーターです。

ラジエーターは、通常ボンネット内の最前部に付いており、内部には「冷却水」が充填されています。

冷却水は、ラジエーターに付属している「クーリングファン」で冷やされ、ホースを通じてエンジン内を循環しエンジンから熱を奪い、再度ラジエターに戻って再びクーリングファンで冷やされます。
なんらかの理由でこのサイクルに不具合が出た場合、冷却水は高温のままでエンジンが冷やされず、結果としてオーバーヒートを引き起こしてしまいます。
多くの車にはこの冷却水の温度を一目で確認できる「水温計」がフロントパネルに取り付けられており、Coldを意味する「C」と、Hotを意味する「H」との中間点より下であれば、基本的に正常と判断することができます。

最近の車はコスト削減のためか水温計が設置されていないこともありますが、その場合は水温の上昇を警告する、「インジケーター(警告灯)」が点灯していないか、毎日の走行前にチェックしましょう。
また、目視で冷却水のサブタンクの量が減っていないかチェックすることで、ラジエーターの状態を判断することも可能です。
車の冷却水は、「LLC」と呼ばれる真水より防錆・防凍結性が高い専用液が使われており、緑色もしくは赤色をしていますので、サブタンクについている「Full」と「Low」の線の間に収まっているか確認しましょう。

ポイント2|タイヤのひび割れや亀裂

アスファルト道路は温度が上がりやすく、30度を超える真夏では60度以上に達することもあります。
その上を、高速回転するゴム製のタイヤが走行したり、ブレーキで停車をしたりするわけですから、タイヤに加わる温度は想像を絶する高温になります。
そのため、ヒビや亀裂のある劣化したタイヤは、走行中のバースト(タイヤが破裂すること)のリスクが、非常に大きくなってしまいます。

事故の危険を回避するため、まずはタイヤの状態を確認することからはじめましょう。特に、長距離走行や高速道路を利用する前は、必ず目視でタイヤの状態をチェックするようにしましょう。また、タイヤの空気圧も確認も重要です。空気圧が少なすぎるとタイヤに加わる摩擦熱が上昇してバーストの危険性が増しますので、お近くのカー用品店やガソリンスタンドなどで空気圧の点検を定期的に行いましょう。

ポイント3|バッテリーの電圧

気温が低くなると充填されているバッテリー液の性能が大きく低下するため、冬場にトラブルが多いと言われていますが消費電力が大きいエアコンを使用する夏場も、バッテリー上がりのリスクが高い季節です。
バッテリーが弱っていると以下のような症状があります。

また、ボンネットを開けてバッテリーを目視したとき、バッテリー液の量が減っていたり、電極に白い粉が付着していたり、本体に軽く触れて膨らんでいると感じたりするときも、バッテリーの性能が低下していることがあります。

ポイント4|エアコンの効き具合

エアコンがしっかりと効いているかどうかも、運転者や同乗者の体調を管理するために大切なチェックポイントです。
夏場にエアコンが使えない場合、過酷なドライブになることは言うまでもないでしょう。

車のエアコンは、充填されているエアコンガスに圧力をかけ一旦液化し、それが再度気化する際に熱を奪う性質を利用して車内を涼しくする仕組みです。
エアコンガスは少しずつ減っていくため普通に使用していても数年が経過すると、エアコンガスが不足し効きが悪くなってきます。
エアコンガスの量をチェックするには専門器具と知識が必要になりますので、エアコンの効きが悪いと感じた場合は、販売店やカー用品店、ガソリンスタンドで点検するようにしましょう。

まとめ

今回は夏に起きやすい軽自動車のトラブルを未然に防ぐチェックポイント4選をご紹介いたしました。

夏場はエンジンやタイヤ、バッテリーに大きな負荷がかかります。
定期的にチェックし車からのSOSを見逃してしまうと重大な故障や、事故につながるリスクが高まりますので暑い夏場はとくに注意して、定期的に点検をするようにしましょう。

次回は今回ご紹介したチェックポイント4選に何かしらの不具合が見つかった際の対処法をご紹介いたします。

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