ターボ車のメリットや魅力とは？
いつも弊社ブログをご覧頂きまして誠に有難う御座います。
今回はターボ車についてです。
ターボと聞いてなんとなくですがパワーがあるというイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
また、ターボって実際のところパワー以外にどんな魅力があるのか知っている方は少ないかと思います。
そこで今回は、ターボ車のメリット・デメリット、魅力やターボがついている車についてご紹介していきます。
この記事を読んでターボ車についてより知って頂ければと思います。
ターボ車とはそもそも何？
ターボ車とは、「ターボ（ターボチャージャー）がついたお車」です。
ターボは、排気ガスの力を利用してエンジンに多くの空気を押し込む機構で「過給機」とも呼ばれます。
反対にターボがついていないお車を「NA車」と呼びます。
ターボの仕組み
ターボ車は多くの空気を取り込むことによってNA車にはないパワーを生み出しています。
ではなぜ、多くの空気を取り込むことができるのか、なぜ空気を多く取り込むとパワーが出るのか気になった方いらっしゃるかと思います。
そこで簡単にターボの仕組みについてご説明致します。
エンジンは、空気とガゾリンを混ぜて気化させた混合気にスパークプラグ(*1)で着火し、シリンダー内で爆発したエネルギーを利用して車を動かします。
簡単に言うと、炎は酸素が多いほどよく燃えますよね！エンジンも原理は同じで、より多くの酸素を取り込んだ方がより大きい爆発を起こせます。
*1スパークプラグ：ガソリンを着火させるライターの役目を担っているパーツ。別名：点火プラグ
エンジンが取り込める空気の量はNA車であれば排気量やエンジン回転数によって上限が決まっています。
そこでパワーを上げるためには排気量を増やすか、エンジン回転数を上げる必要があります。しかし、排気量を増やすとエンジンが大きくなりますし、回転数にも限界があります。
そこで開発されたのがターボです。
ターボは「タービン」で空気をギュッと圧縮し、エンジンに送り込む空気の量を増やすことでパワーアップを図っています。
ターボ車のメリット
最大のメリットはパワーが出せることです。
同じ排気量のNA車と比較するとターボ車の方がパワフルで、ワンランク上の排気量と張り合えるパワーを発揮することができます。
ターボは軽自動車に採用されていることが多く、排気量が660ccでもターボ車であればパワーがあるので高速道路や急な坂道でも無理なく走行できます。
また、排気量によって自動車税が変わるので、自動車税を安くしたいけどパワーのある車が欲しいという方には、ターボ車の軽自動車が最適ですね！
ターボ車のデメリット
・燃費が悪くなりやすい
NA車に比べて燃費が悪くなりやすいです。ターボ車はガソリンの消費量が増えるため燃費が悪くなる傾向にあります。しかし、非力なNA車で回転数を上げて走れば同様に燃費は悪くなるので、必ずしもターボ車の方が燃費が悪いとは言えません。
ターボ車で回転数を抑えて走行するのと、NA車で回転数を上げて走行するのではターボ車の方が燃費が良いケースもあります。エンジンにとっても回転数を上げるのは負担が大きくかかり良くないのでターボ車で余裕を持って運転される方が良いかと思います。
まとめ
ターボ車のメリット・デメリットを簡単ですがご紹介致しました。
デメリットはありますがそれ以上にメリットが優れているので、お車のパワーが欲しくて税金を安くしたい方にはとてもオススメかと思います。
また、ライフスタイルによってターボ車かNA車を選ぶのが良いかと思います。
坂道や高速道路を良く走行される方はターボ車がオススメですね。
この記事がターボ車を購入するか迷っている方の参考になれば幸いです。