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【夏の車内】速効で涼しくする対策8選

 

車移動のメリットの一つに、

「寒いときは暖房で温かく、暑いときは冷房で涼しく、寒さや暑さに左右されないこと」ということがあります。

ですが、夏場はそう簡単にはいきません・・

日差しに熱せられた車のドアでバタバタ車内を扇いでなんとか乗車し、走り出してからもなかなか熱気が抜けずとにかく「暑い」・・

JAFが行ったテストによると、最高外気温が23.3度の心地良い春先でも停車中の車内温度は48度、ダッシュボード付近は70.8度まで上昇したとのこと。

車内の熱気によって熱中症を起こしたり、スマートフォンが壊れたりといった事故も毎年後を絶ちません。

サンシェードを使用するなど、ちょっとした対策を講じることで停車中の車内温度の上昇を緩やかにしたり、素早く冷やすことができます。

30度を超える日が続く夏場は特に温度対策に力を入れて、人も車も快適に過ごしてみませんか?(もちろん適度な水分補給もお忘れ無く。)

今回は、快適に過ごすための対策8選をご紹介致します。

※対策を講じても子どもやペットの車内留守番は短時間でも危険です。また、爆発の危険があるスプレー缶やガスライターの放置も厳禁です。

 

熱が籠もらないようにする/対策4選

  1. サンシェードを設置
    熱気対策の筆頭はフロントガラスやリアガラスにセットするサンシェード。
    カーショップの他、100円均一、300円均一ショップでも購入できてコスパ抜群のアイテムです。
    小さくたためるタイプやオシャレなデザイン、車種ごとのピッタリサイズなど種類も豊富なので気に入ったものを選ぶこともできます。
    さらに、サイドガラス用のサンシェードも加えれば完璧!取り付けは静電気や吸盤でワンタッチなので女性でもラクラク♪
    ※運転席・助手席のサイドガラスへの走行中のサンシェード装着は法令違反です。メッシュタイプであっても駐車時の日よけとしてご利用ください。
  2. 窓を少し開けておく
    駐車中の窓を3センチほど開けておくと車内に熱気が籠もりにくくなります。
    防犯面との兼ね合いもありますが、簡単な一手間で温度を下げる効果は抜群です。
    JAFのテストによると閉めきった車内の最高温度が53度に達する炎天下でも、窓を3センチ開けておくだけで最高温度45度まで下がりました。
  3. 断熱フィルムを貼る
    熱線や紫外線をカットするフィルムをガラスに貼るのもオススメです。
    カーフィルムといっても、色の付いたスモークばかりではなく透明タイプもあり、日焼け対策ができて走行中のエアコン効率も良くなるなど嬉しいポイントがいっぱいです。
    ディーラーやカーショップ、自動車整備工場等に依頼するとキレイに仕上がりますが、コスト重視なら自分で施工に挑戦するのもアリ♪
    ただし「1枚モノのフィルム」をガラスに合わせてカットするのは難易度が高いので不慣れな方は「カット済みフィルム」の張り直しが効くタイプをネット通販等で手に入れるのがベター。
  4. ソーラー扇風機で空気を循環
    車内扇風機で空気を循環させるなら、電源不要のソーラータイプが最適。エンジンを切った停車中でも、太陽光さえあれば動かすことが出来ます。

 

車を冷やす/対策4選

  1. ドアの開け閉めで熱気を追い出す
    ドアをパタパタ開閉して風を通し、熱気を追い出します。エアコンを掛けつつ、バックドアも全開にしましょう。
  2. ボディに水を掛ける
    バケツやホースで水を掛けてカンカンに熱されたボディを冷やします。
    出先だったらペットボトルの水でもOK。ダッシュボードを濡らしたタオルで拭くなども効果的。
    車内温度コントロールの鍵になるのが、真夏日には80度近くまで温度が上がってしまうダッシュボード。
    濡れタオルでササッと拭くと一気に温度が下がります。キレイにもなって一石二鳥☆
  3. リモコン式のエンジンスターターで事前にエアコンをON
    離れた場所からエンジンをかけることができるリモートエンジンスターターを設置すれば、乗車前にエアコンで車内を冷やしておくことができます。
    単純にエンジンを掛けるだけではなく、リモコン側で車の状況を把握できる「双方向タイプ」が便利です。
    「スマートフォンと連動する」「10キロメートル以上離れていても作動する」「車内温度を確認できる」など便利な機能がいっぱいなのでオススメです。
    自分で取り付ける事もできますが、車種との適合確認や配線作業が必要になるため、ディーラーや整備工場にお任せする方が確実です。
    ※一部地域では、停車中にむやみにエンジンを稼働させると条例に触れる場合があります。
    ※心臓ペースメーカー等に影響を及ぼす場合があります。
  4. 窓を開けて走り出す
    ある程度温度が下がったら、まずは走り出しましょう。
    JAFによると「窓全開+エアコン外気導入」で走り出し、熱気を追い出したら「窓を閉める+エアコン内気循環」で冷やすのが効率的と発表しています。
    車内温度55度の状態で走り出し、5分後には28度まで下がったとの事例もアリ!

 

最後に

通常はサンシェードや窓開けで温度の上昇を押さえつつ、よほど暑いときは濡れタオルや水を掛けて冷やし、

ある程度温度が下がったら窓を開けて走り出すといったように、状況に応じて組み合わせると効率が高まります。

 

この記事が、今年の夏を乗り切るために役立てれば幸いです!