夏は車も暑さ対策‼︎猛暑でトラブルが起きやすい箇所5選‼︎
近年は、温暖化の影響などもあり夏場の最高気温が35度を超える猛暑日になることが珍しくないですね。
暑さ対策は夏を乗り切るために欠かせないです。
車にとっても高温な環境は過酷でトラブルを誘発しやすくなります。
炎天下の中、駐車された車の車内温度は40℃以上になることも多いです。
猛暑は人だけでなく、車にも大きな影響を及ぼすので十分な対策が必要になります。
暑さによるお車のトラブルですが、実は定期的な点検整備を実施していれば、大抵のトラブルは未然に防ぐことができます。
定期的な点検整備は夏だけでなく1年を通して必要ですが、特に夏は重要です。
今回は、猛暑でトラブルが起きやすい箇所を5つご紹介いたします。
メンテナンスの際は、特にこの5箇所を重点的にチェックすることをオススメいたします。
トラブルが起きやすい箇所5選
1.バッテリー
バッテリー上がりは冬に多いと思われがちですが、夏も少なくありません。
JAFの出動理由も、一般道路では「バッテリー過放電」が夏場のトップとなっています。
炎天下でバッテリーが上がり、エンジンを始動(エアコンを稼働)できなくなったら一大事です。
現在はバッテリー液の補充が必要ない「メンテナンスフリーバッテリー」がほとんどですが、整備工場などで定期的に確認するようにしましょう。
「エンジンがかかりにくい」などの異変を感じたら、すぐにメンテナンスを行いましょう。
2.エンジンオイル
エンジンオイルが減っていたり、劣化していたりすると、オーバーヒートや焼き付きなどのトラブルに繋がります。
オイル量や定期的なオイル交換を心がけましょう。
燃費向上や走行性能の向上なども見込めるので、一石二鳥です。
3.ブレーキ
ブレーキ液の高温化によって発生する「ベーパーロック現象」は、ブレーキ液の劣化によって引き起こすこともあります。
夏場はブレーキの放熱性が悪くなるため、トラブルの危険性が上がります。
ブレーキ液も定期的に交換し、日常点検では量が減っていないかチェックするようにしましょう。
「ペーパーロック現象」については次回解説いたします。
4.エアコン
夏場にエアコンが使えないと一大事です。猛暑によって車内温度は40℃を超えることもあるため、エアコンが使用できないと熱中症なる可能性が高まります。
本格的に暑くなる前に整備工場などでエアコンガスをチェックしてもらい、必要なら補充や交換し夏に備えておきましょう。
5.ラジエーター
夏場に起きやすいトラブルの代表ともいえる、エンジンのオーバーヒート。
その原因の大半を占めるのが、ラジエーターの冷却水不足によるものです。
特に渋滞など走行風が十分に当たらない環境では、オーバーヒートが誘発されやすくなります。
遠出などが多くなる夏は特に、ラジエーター液が規定量まで入っているか走行前に確認しましょう。
まとめ
今回は夏にトラブルが起きやすい箇所を5つご紹介いたしました。
猛暑は人だけでなく車にも大きな影響を与えます。
定期的な点検整備は1年を通して重要ですが、夏場は特にしっかり行いましょう。
定期的な点検整備をしっかり行うことでトラブルは未然に防ぐことができます。
サンシェードなどを使用して、暑さ対策をすることも効果的です。
トラブルを未然に防ぎ、夏を乗り切りましょう。
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